こんにちは

 さきほどNHKニュースで「原油暴騰」「キャベツ暴落」のことを報じていました。
 キャベツが豊作で値を下げているので「値崩れ」を防止するため30万個のキャベツを廃棄するそうです。
 キャベツは食べ物・・・廃棄するのはもったいない!
 トラクターでキャベツを潰していた農家の人も「キャベツの悲鳴が聞こえる」と言っていました。
 というお話は置いておいて、ニュースを聞いていて分からないのは

キャベツを潰して損失が出た分は国から補助金が支給される

 とのことです。
 ・・・・(?_?)
 台風や災害で被害が出たときには農家以外でも家の修理などで補助金や低利の融資が出るので、農作物に被害が出て「作物が無くなった」ということであれば納得出来ますが、「出来すぎ」というのも災害になるのでしょうか?
 安くなってしまったキャベツを出荷して「収入減」になって補助金が出るのでしたら納得(は出来ないのですが)しましょう。
 なぜ、わざわざ潰して補助金を「税金」で出さなくてはいけないのでしょう?
 安くなれば「消費者の利益」が増えます。
 もちろん生産者の利益は減りますが「補助金」が支給されるでしょう。
 高くなれば「消費者の利益」が減ります。
 そして生産者の利益は増えます。
 しかし、実際は量が出ない(物が無いから高くなる)ので1個の値段分は増えない。
 そして現在は海外から安いキャベツが輸入され、日本のキャベツの需要は減ってしまいます。
 なぜこの価格が「中国産」などのキャベツに対抗できる時に出荷出来ないのでしょう?
 「キャベツ=安い」というイメージを植え付けられたくないのでしょうか?
 どうも農政というものは不可思議な物です。