地下社会
こんにちは。
アンダーグラウンドソサエティというものがありますが、まさにこれはそのものといった感じです。
パリの地下に秘密社会? 古代トンネルにバー付き映画館 「捜すな」張り紙残す
【パリ21日井手季彦】パリ中心部の下を迷路のように走っているといわれるトンネルで、何者かがつくった秘密の映画館が発見され、パリ市警察は、文字通りの“地下社会”が数年前からできているのではないかとみて調べている。
最初このニュースを見たとき、50〜60年前の第2次世界大戦の際にパリレジスタンスでも作ったのかと思ったのですが
トンネルはローマ帝国時代、街を建設するため石を切り出してできたとされる。一七〇〇年代からは一部を遺骨埋葬所として利用している。
映画館は八月末、十六区のトロカデロ広場に面した、映画博物館や劇場のある建物の下と推定される場所で見つかった。約四百平方メートルの広さで、スクリーン、座席、映写室のほか、バーを備えた食堂もあった。
といきなりローマ時代に話が飛び、さらに1700年代に。
地下バーとなるとジャズエイジの頃のアメリカ禁酒法時代のことを思う浮かべますが、どうも違うらしく
パリ市警察は電気の不正使用の疑いで、電力会社の職員とともに捜索したが、電線は切られ「われわれを捜すな」という張り紙がしてあった。映画館は、五年ほど前から使用されていた可能性が強いという。
出来てからそんなに日にちはたっていなかったようです。
しかし、どうやってこんなものを作ったのか。
またなぜ作ったのか疑問なのですが
“地下社会”をつくっているのは画家や写真家たちとみられる。英BBC放送は、そのうちの一人の声を紹介。男性芸術家は「地下で活動しているのは五百人から千人。たくさんのグループがあって、芝居や展覧会、ダンス大会もある」と証言している。
すごい!!地下だけで1000人は毎夜活動しているのですね!!
芝居や展覧会、ダンス大会ということは文字通り地下で芸術家だけの社会が作られているわけか・・・
地下だから騒音問題も発生しないし、また警察の目も(−−;
おそらくインタビューでは語られていませんが「麻薬」も地下では公然と広まっているのでしょうね。
もっとも地上でも広まっているでしょうが。