こんにちは


 とらドラ10巻読了しました。
 これで本編はすべて読んだことになります。
 あとはスピンオフの2冊ですね。
 作者後書きに短編数本書く予定とありますので、スピンオフがあと2冊くらいは出そうな雰囲気です。
 出たらまとめて買うことにします。


 ここからネタバレ













 最初の方で2人が逃げるシーンがあり、あわや亜美の別荘へ落ち延びるのかという展開がありました。
 さすがに、そこまでいくとリアリティ無しになるので、どうなるかと思いきや結局泰子の実家へ行くという展開にほっとしました。
 ただ、スケジュール重視のせいか、10巻1冊では少々物足りない部分がありました。
 後半はご都合主義にながれた感があり、大河の実の母親と泰子の間で何らかの意見交換があったはずですが、それがばっさりカットされています。
 そして、とらドラ本来のラブコメという枠組みから9巻あたりから離れ、恋愛&青春小説になりました。
 それが悪いとは言いませんが、もうすこし肩肘を張らない展開もあってはよかったのかな?と思います。
 にしても、よく10巻終了で、あの展開で角川は納得したものです。
 どうせなら3年生卒業までひっぱてもよかったように思えるのですが・・・



 結局、竜児と大河と高校生カップルというのがその後も持続するのか?という疑問も生まれました。
 ま、お話の世界ですから、そこまで思わなくてもいいか(^−^;