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こんにちは
暇があれば本を読んでいます。
社労士の試験前に、空いている時間はとにかく勉強していました。
その癖が抜けてないのか、空き時間に何か読んでないと気が済みません。
(コミックですけど)エマを読み終わって、今度はクリスティものを読み始めました。
まずは「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」を読んでいます。
高校生の頃は電車通学だったので、電車の中でひたすら海外物のミステリーを読みあさりました。
お金が無いので図書館で借りたものや、無ければ購入リクエストしたりして。
どうしても入ってこないものは自分で買いましたが、年に2〜3冊買えればいいほうだったかな。
そんな時期の楽しみは、各出版社が頒布していた「書籍案内」でした。
小説並みの厚さに、出版されている小説のあらすじが書かれており、なんといっても無料でしたので、いつか読む日を夢見て、タイトルやあらすじを読みながらわくわくしていました。
その中でひときわタイトルに惹かれたのが
「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」
です。
牧師の息子ボビイはゴルフの最中に、崖下に転落した瀕死の男を発見する。男はわずかに意識を取り戻すと、彼に一言だけ告げて息を引き取った。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」幼馴染みのお転婆娘フランキーと共に謎の言葉の意味を追うボビイ。若い男女のユーモアあふれる縦横無尽の大活躍!(解説 日下三蔵)
当時、タイトルとあらすじを読んだときは、ぞくぞくして絶対読むと決めました。
しかし、クリスティの人気投票をみると入ってないのですよね(^−^;
たいてい「アクロイド殺し」「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」などなど。
図書館の限られた予算、そして自分の懐具合と相談しても、先に読むのは人気のたかいものだろうと。
ついつい 「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」 は後送りで今まで来ました。
タイトルを見てから約20年・・・
ついに読み始めています。
おもしろいです。
下手をすると1日で読み終わりかけましたが、ぐっと我慢して今日読み終わります。
エヴァンズとは誰だったのか?
貴族であるフランキーと牧師の息子ボビイの行方は?
楽しみです。
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
- 作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,田村隆一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: 文庫
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