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こんどはひさしぶりに見つけた「元気の出る山の食事」を読んでいました。
初版は1988年。
レトルトがそろそろ隆盛しそうな時期でした。
しかし、この本の中には「ペミカン」が載っています。
気になったのググってみると、やはりというかこのレトルト食品が隆盛している現在、あまり食べられていないようです。
ペミカンとは何かというと、肉・野菜・ドライフルーツなどを炒め、それを溶かしたバターで固めるという代物です。
要は食物を「バター」で酸素から遮断して腐敗を防止しようというものだそうで、アメリカのネイティブインディアンが保存食として開発したらしいです。
食べ方は、ペミカンを元にしてカレーやシチュー、豚汁、チャーハンなどを作って食べるらしいのですが、食べ物よりもバターの分量の方が多いので脂っこいを通り越して、普通の人だと胃もたれを起こして大変だそうです(^−^;
日本では南極観測隊に持っていった時期をあったそうで、冬山に持っていくのが定番になったそうです。
冬山でしたらカロリーが半端でなく消費するので「脂っこい」物もおいしく感じるそうな。
そういえば、コンデンスミルク一気のみというのも見たことが(^−^;;;
練乳チューブをちゅうちゅう吸いながら歩くとか・・・
その「ペミカン」ですが、保存食ということでどれくらい持つかというと・・・・
によると「冬は雪の中に保存するので大丈夫だが、夏は2〜3日が限度」だそうです。
まあ、夏はバターが溶けるから保存はムリですよね・・・