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ラーメン売れすぎで社長クビ…チェーン店「幸楽苑」

 売れすぎて赤字になってしまい、社長がクビになるという摩訶(まか)不思議な出来事が、有名ラーメン店チェーンで起きた。その店は、幸楽苑福島県郡山市)。平成19年3月期連結決算で、最終利益が4億6000万円の黒字予想から一転、1億6000万円の赤字に転落する見込みとなり、長谷川利弘社長が責任を取って取締役に降格された。原因は、今年5月に主力商品のしょうゆ味中華そばを390円から290円に値下げし、原価率が2ポイントアップしたためだ。


 一時期株主でしたラーメンチェーンの「幸楽苑」のお話。
 客寄せで290円のラーメンを全面に出したのは良かったけど、利益率が悪くて赤字になっちゃった・・・というお話。
 ラーメン1杯290円というのは、びっくりラーメンの180円よりはインパクトが弱いのですが、びっくりラーメンに100円を足す以上においしかったら、それはインパクトになったようです。
 実際、値段の割にはおいしいので、土日などは家族連れで店の中はいっぱいです。
 先日、株主優待券(無料券)を使ったばんぺいくんは中華そば(290円)では無く、港味しおらーめん(490円)+チャーシュー丼セット(300円)を食べたわけですが、他の席の注文を聞いていても「中華そば(290円)+ギョーザ(180円)」を頼む人が多かったです。
 あの味とボリュームで290円でやっていけるのかな?と思っていましたが、やはりやっていけなかったようです(^−^;
 まあ、昨年は業績が頭打ちだったので、起死回生策で290円ラーメンを出したのですが。お客さんは多いときで前年比2割増しになっても、客単価が前年割れしては元の木阿弥です。
 そのような訳で、経営上の責任をとって社長が降格になり、創業者が社長に復活したようです。
 ・・・・が、これはおそらく株主対策というより、創業社長が返り咲きのきっかけを探していただけのような気がします。