こんにちは


 温情判決が出て何よりですが、やはりやりきれませんね・・・・

認知症の母殺害、被告に猶予付き判決 京都承諾殺人事件

2006年07月21日

 京都市伏見区の河川敷で2月、同意を得て認知症の母(当時86)を絞殺したとして、承諾殺人などの罪に問われた無職片桐康晴被告(54)の判決公判が21日、京都地裁であった。東尾龍一裁判官は「結果は重大だが、行政からの援助を受けられず、愛する母をあやめた被告人の苦しみや絶望感は言葉で言い尽くせない」と述べて、懲役2年6カ月執行猶予3年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決で東尾裁判官は、片桐被告が献身的な介護を続けながら両立できる職を探していた経緯にふれた上で、「福祉事務所を訪れたが相談に乗ってもらえず、生活保護を受けることはできず心身ともに疲労困憊(こんぱい)となった」と指摘。「他人に迷惑をかけてはいけないとの信念と姿勢を、かたくなであると非難するのは正しい見方とは思われない」と述べた。

 判決によると、片桐被告は2月1日朝、京都市伏見区桂川河川敷の遊歩道で、車いすに乗った母の承諾を得て、首をしめて殺害した。片桐被告は直後に包丁で自分の首を切ったが、死にきれなかった。前日から最後の親孝行として、自分を育ててくれた場所に近い京都市内の繁華街を母親の車いすを押してゆっくり行ったり来たりした。



 。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン


 んで、相談した福祉事務所の担当者は

 片桐被告が相談に訪れていた、生活保護の窓口となる京都市伏見福祉事務所保護課の担当者は個別のことには答えられないとしたうえで、「最低でも30分以上は話を聴き、相応のアドバイスはしているはずだ。あくまで本人からの申請主義なので、要件が整った時に来てもらえないと、こちらから申請してくれとは言えず対応には限界がある」と話した。



 はい!役人根性丸出しです。


要件が整った時に来てもらえないと


 ・・・・その要件をどうやって整えるかを聞きにいったと思いますし、どうやったら生活保護、ならびに福祉サービスが受けられるかを教えてあげるのが行政サービスだと思うのですけどね。
 というか


こちらから申請してくれとは言えず


 とはどういう意味でしょうね?
 下手に勧めて申請して福祉予算を取られるのが国家から停められてでもいるのでしょうか?!