ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景


 こんにちは


 今日は、岐阜県美術館に行って、「ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景」と観てきました。
 

都市の町並みや庭、水辺や田園などヨーロッパの風景は、私たちのあこがれです。風景は、画家たちの鋭敏な感覚を通して改めて見出されるとともに、素晴らしい芸術へと昇華され、私たちの眼を楽しませてくれます。この展覧会では、18世紀から20世紀までの近代西洋風景画の系譜を、窓、人物、都市、水辺、田園、木といった6つのテーマでたどります。ある作品は、朗々と歌うように、ある作品はささやくようにあなたに語りかけてくることでしょう。本展は、ドイツとフランスの文化が混交する、フランス・アルザス地方の中心都市ストラスブール、その主要な美術館であるストラスブール美術館の所蔵品によるものです。コロー、モネ、シスレーカンディンスキーピカソの作品に加え、日本では出会う機会の少ないアルザス地方の画家たちの作品をご紹介します。

 ということで、フランスの地方美術館(とはいえ、歴史的にも由緒ある都市)の所蔵品ですので、フランスの画家がおおかったです。
 それも19世紀終りから20世紀にかけての印象派が多かったかな?
 ここら辺は所蔵品というより、日本人受けする作品を持ってきたか?
 コローやモネや高そうな作品の前だけ柵がありました(^ー^;
 とはいえ、ガラスケースには入っておらず、十分に近づいてマティエールとか確認できました。
 行く前にググッタら「ギュスターヴ・ブリオン」の「女性とバラの木」が評判良かったので期待していましたが、思ったより絵が小さく最初はがっかりしました。
 しかし、近づいてみると女性の背中の上の方の光っている部分を見ると、すごく細い白い線で何回も乗せて描いてあるのを見ると、やはり本物は違うなと思いました。
 図版でもそのへんは白く潰れているのでわからないのです。
 あとは、カルクロイトの伯爵夫人マリー。
 大きな絵でして、マリーの物憂げな悲しみをたたえた表情が印象に残りました。
 あとはコローやモネはよかったです。
 モネは結構おおきかったので見ごたえがありました。
 カンディンスキーは初期の作品らしく、後年のあの過激な作品とはいえなかったので消化不良。
 ピカソは・・・すいません。
 ピカソあるの知らなかった(^ー^;;;;;
 あったのね!
 知っていれば見たのですが、気づきませんでした。
 入場料1000円の元はとったと思います。
 しかし、2箇所しか座るところが無いので疲れますね。
 でも10時だというのに結構お客さんはいっていました。