こんにちは


 昨日からNapsterでダウンロードした「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聞きっぱなしです。
 元々はドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」を探していましたら「どこかで聞いたクラシック」というアルバムに行き当たり、その中に収録されていたものです。
 私はどこでも聞いたことがなかったですが、すっかり虜になりました。
 もの悲しげではかなげなメロディ、そしてこの題名。
 想像をかき立てられます。
 

 しかし、wikiペディアには

ピアノ曲はパリ音楽院在学中に作曲した、初期を代表する作品である。ラヴェルが、ルーヴル美術館にあった、17世紀スペインの宮廷画家ディエゴ・ベラスケス(1599-1660)が描いた若い王女の肖像画にインスピレーションを得て作曲した。「亡き王女」という題名は、フランス語でinfante défunteとなり、韻を踏む言葉遊びでつけたものであり、「亡くなった王女の葬送の哀歌」ではなく、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」だとしている。

  
 ということだそうです。
 それでも、私は「亡くなった王女の葬送の哀歌」としてとらえて、聞きながら想像にふけりたいと思います。