こんにちは。


 ネタも無いので、買った本の簡単な解説と感想でも。




野外料理超簡単レシピ555


150ページほどの本に555品の料理のレシピが載っています。
ただし、1品3行ほどの説明文なので簡単料理というより、簡単な説明だけと言った方が良いか?
たとえば

アーバン派の味方、コンビニ食材20レシピ
481:餃子スープ
パック入り、もしくは冷凍の餃子を大まかに刻んで鍋に入れ、水とコンソメを加えて煮立てる。
塩、コショウで味を調えてできあがり。

と、このようなものが555で埋められています。
野外で食べるキャンプ料理なのでおおざっぱで結構と言われればそれまでですが・・・・


シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング
 
上の本に対して、こちら170ページの文庫本サイズの本ですがレシピの数は30と少なめです。
しかし、1品1品の説明に見開き2ページに料理の写真。
2ページに詳しい解説と書いてあり、初心者でも安心です。
どれもワン(シングル)バーナー(とコッヘル&フライパン)で作れるようになっているので、実用的です。
とはいえ、どれもまだ作ったことがありませんが(^−^;


野宿完全マニュアル―究極のアウトドア案内


野宿といってもホームレスのためのマニュアルでは無く、ホテル・旅館・キャンプ場などに泊まらないバックパッカーの為の本です。
基本的に自転車ツーリストの方だったようで、自転車旅が中心になっています。
1996年の著作ですが、野宿ものの名著だそうです。
ただし、いかんせん名著でも10年も経つと情報が古くなってきており、「サイクリング」「衣類」「器具」「寝室」等は時代の流れに取り残されているという印象です。
アマゾンの書評でも新版を望む声がありますが、食料計画は未だ色あせていないと思います。
ただし

池の水
一般的に飲んでも問題はないが、あまりうまくない。
有機物がいろいろ溶けているためである。
きれいな湖なら大丈夫と思うが、煮沸して飲むか、飯炊きやスープの水にすると良い。
もちろん、排水が流れ込んでいるような池の水は不可。
川の水
一般的には飲まない方がよい。特に上流に人家がある場合は不可。洗顔、選択に使うと良い。
水道の水
JRの駅、公園、キャンプ場、町や村の公民館、公衆トイレ、ガソリンスタンドなど、通りかかったとき、水を見つけたら必ず補給しておくこと。
人家がキャンプ地のそばにあれば水を貰う手もある。
水道の水はまずいが、一応は安全である。

一番おいしい水は、山のわき水、川の最上流の水とのことだが、なかなかお目に掛かれない。
ということで、少々説明が想像で書いてあるところが残念。
ちなみに作者「村上宣寛」でアマゾン等で検索すると、野宿の本と心理学の本がひっかかりますが、同一人物です。
本職は心理学者だそうな


実戦主義道具学


大判の本で190ページに40品くらいの道具が紹介されている。
どれも作者が実戦(実際)に使った品物で、1商品4ページの割合で商品の由来、使ってみた感想、エピソードなどの写真と文章が載っている。
単行本というよりも雑誌に近い作り方なので、文字が小さいのが難点か?
商品の宣伝では無いのだろうが、写真はカタログ的なものと、プロモーション的なものがほとんどで、実際に使っている写真が無いのは残念。